手を合わすこと

禅の世界では、左の手は自分自身、右の手は相手らしい。手を合わせることは自分と相手を合わせること。

今朝は早起きをして、近所の神社へ足を運んだ。
初詣すら今年はいかなかったのに、社の前で手を合わせてみた。
そして境内をぐるりと一周。
祀られている神々の名。
そびえたつ木々。
こんなに近くにあるのに、
自分自身とは断絶されていた。
こんなに近くにあるのに、
この土地に根付いていないように感じる。

毎朝手を合わせて、この地と先祖に感謝をすること。
人との繋がりを感じること。
心が豊かになること。

ただのバイトでも目の前のことに囚われて
自分が本当に大切なことを失いそうになる。
ストレスに身を支配されて、
コントロールを失う。

失わないように。
やりたいこと。大切にしたいこと。
先祖、地とのつながり。
心地いい、気持ちいいと感じる気持ち。